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曾我物語り
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画像は「月岡芳年の世界」が復刊されてオメデタイ
月岡芳年の「曽我時致乗裸馬駆大磯」
(その記事はこちらでございます)
父の仇工藤祐経を討つ為
裸馬に鞭打ち疾走する曽我五郎時致

そして遡ること817年前の今日
当時の暦では建久4年5月28日
この日は前年に征夷大将軍となった源頼朝が
御家人を集め行った富士の巻狩りの最終日

曾我十郎祐成と曾我五郎時致の兄弟は
工藤祐経の寝所に押し入り父の仇討ちを果たしました

騒ぎを聞き集まった多勢を相手に奮闘の末
兄十郎は大猪を退治した逸話を持つ仁田四郎忠常に討たれ
頼朝の寝所に迫った弟五郎は女装した「御所の五郎丸」
によって取り押さえられ翌日斬首されました

史実での評価や検証は諸説ありますが
「江戸の歌舞伎は曽我で持つ」とも
言われたほどの人気を博し
様々の芸能や工芸の題材となったこの物語

仇討の意思を貫き散った兄弟の生涯
現代に生きる皆さんはどう考えるんでしょ

読んだ事のない方で興味があれば


↑最初に読むならこれかなぁ↑


刺青|賽天 - www.psyten.com


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by psyten | 2010-06-28 18:25 | 本棚
月岡芳年の世界 - 復刊ドットコム
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絶版となり出版社、流通共に在庫がなくなり
新品市場から姿を消して何年になるでしょうか?
(多分平成5年の出版時に1度刷られただけ)

新品在庫末期には2割引くらいで
売られていたと記憶していますが
幕末から明治の色々の再評価のお陰なのか
中古市場ではジワジワと価格が高騰し
最近では完品を手にしようと思ったら
3万円でも難しくなり
4万円の値が相場になりつつありました

ちなみに僕の所にあるモノは
平成5年1月27日第1版第1刷発行で
定価7000円(本体6796円)となってます
計算すると消費税が3パーセントの時代ですね^^

で、そんな現在に現れた救世主
その名も復刊ドットコム

ご存知絶版書籍の復刊リクエストを叶えてくれる
正義の味方です(必ず叶う訳ではないですけどね)

その復刊ドットコムで2004年に復刊リクエストがされてから
なんと6年がかりの復刊です!

待っていた人、探していた人も多いでしょ?
復刊価格は10500円(税・送料込みです)
もう出荷が始まってますから
この機会を逃したら大変です!

復刊ドットコム「月岡芳年の世界」販売ページ

売り切れて泣いちゃうヒトは上のリンクへ
レッツらゴーん!!


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by psyten | 2010-06-26 06:12 | 本棚
千日詣りとほおづき市 - 愛宕神社
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たった一日お参りすれば
千日分のご利益があるといわれる千日詣り
そんなご利益を見逃すまいと
行って来ました愛宕神社

ここに見上げるのが
かの出世の石段
写真だと伝わりにくいんですが
相当な角度の八十六段です

せっせと登って見下ろすとこんな感じ

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寛永11年、時の将軍家光公の無茶振りに
応えて曲垣平九郎が手折ったのが

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こちらの梅と伝わります

千日詣りの2日間は同時にほおづき市も催され
(↑こっちの方が楽しみだったり↑)
いの一番にほおづきを求め

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・・・・・・・・ありゃ




はいはい、気を取り直して
お参りおまいり
なんてったって千日分のご利益ですからね

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すごい賑わいでだいぶ並びましたが
もうすぐそこに茅の輪くぐりです

主祭神は火産霊命(ホムスビノミコト)

おっと、皆さんにも御裾分け

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さあさあ、画面越しですけど
しっかり拝んでね^^

とっても暑い日でしたが愛宕山は木陰が多く
お池もあって下界よりもだいぶ涼しいです

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観る所も多くあるのでお近くまで来たら
勇気を出して登ってみてください

愛宕神社
東京都港区愛宕 1-5-3
電話 03-3431-0327


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by psyten | 2010-06-25 20:19 | 社寺巡礼
「KAZARI 日本美の情熱」展覧会図録
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縄文の古より連綿と伝わる
「KAZARI」のDNA

その対極にある「侘び、寂び」
「禅や茶の美」「飾らない」文化

相反するようでいて
表裏のように寄り添う両者を
主催する連塾で松岡正剛先生は
「あはれ」と「あっぱれ」を例に
説明し(関連記事はこちら

本展の企画者である辻惟雄先生は
「一方の極に飾り立てる感覚的な美意識」
「一方の極に飾りを否定する禁欲的な美意識」
の両者があってはじめて
日本の伝統文化はバランスを保つとする

それらは対立しているようでいて
お互いを引き立てあい不可分の関係を持つ

しかし日本人は「禁欲的な美意識」に対し
堂々として賛辞を惜しまないが
「飾り立てる感覚的な美意識」に対しては
後ろ指を指してみたり眉を顰めたり・・・・・・・

図録の冒頭でテーマである「KAZARI」を
「『日常』を『非日常』である祝祭の場へと
変貌させる演出であった『かざり』は
生活の憂いから人の心を解き放ち
階層、身分を越えて、生きる喜びを
体現する方法として存在」し
「日本の文化を形成する大きな原動力」であると
位置づけています

この「KAZARI」の再評価を目指し
企画、開催されたのが本展です

年々規制が厳しくなりながらも
その瑞々しさを失わない全国各地の祭も
この「KAZARI」を礎にし

スワロフスキーを纏ってキラキラと光る
携帯電話のデコレーションも同様でしょう

そして我らがほりもの(刺青)も
この「KAZARI」と
とても深い関係にあります

この「KAZARI 日本美の情熱」展2008年に
サントリー美術館(東京展)
京都府京都文化博物館(京都展)
広島県立美術館(広島展)と巡回しましたが
僕は行けてなくって図録も持っていなかったんですが
achamo-orangeさんにお借りしたので
穴が開く程!観まくってます^^
お返しした時、大穴が開いていたらごめんなさ~い

展覧会に関する情報は下のリンク
サントリー美術館のサイトでどうぞ

サントリー美術館


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by psyten | 2010-06-23 16:51 | 本棚
源三位頼政鵺退治 - 平家物語
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今を遡る事830年前の今日
(当時の暦では治承4 年5月26日)
源三位頼政こと源頼政は
共に挙兵した以仁王と共に敗死

だがこの時、以仁王の発した令旨をもって
頼朝の鎌倉幕府樹立へとつながる

400年近く続いた平安時代の終焉
ここから武家が国家の中心に立つべく
関が原までのこれまた約400年間
天下の奪い合いを繰り返します

上の画像は歌川国芳の
「源三位頼政鵺退治」
仁平年間近衛天皇より勅命を請け
頼政は弓矢をもって鵺を退治する
その姿は頭が猿、体が狸
尾が蛇で手足が虎などといわれます

画像は↓こちら↓の本から


この時代(平安時代)を記した書は
たくさんありますが今回は基本中の基本
「祇園精舎の鐘の声、、諸行無常の響きあり」
ではじまる一大戦記物語「平家物語」

これは知らない人はいませんね

平家物語に登場する人物や場面は
ほりもの(刺青)の仕事をしていると
頻繁に扱います
しかしお客さんと話をしていると
「通して読んだ事がない」
という人が圧倒的でビックリします

これを期に難しい事や専門的な事は置いといて
サラリと読んでおいてみませんか?

って事で今回オススメするのは


ホントはねこの辺りの軍記物や読本
歴史小説なんかは僕の主食なんで
オススメしたいのがイッパイあるんだけど

また機会がありましたら・・・・・・・・


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by psyten | 2010-06-20 20:33 | 本棚
宮本武蔵(宮本無三四) - 吉川英治著
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宮本武蔵
歌舞伎、講談、読本などでは宮本無三四などとも呼ばれてます

二天一流兵法の始祖は365年前の今日
当時の暦で正保2年5月19日
いくつか著と不朽の名を遺して
還暦あたりで世を去ったとされています

一番有名なエピソードは巌流島での決闘ですかね
相手とされる「佐々木小次郎」は後の創作

自著「五輪書」をはじめ「小倉碑文」など
「史書」とされるものが多くあります

近現代でも小説や映画、テレビドラマに
漫画やゲームと彼を題材にした作品がいっぱい

最初の画像は我らが一勇斎国芳師匠の描く
「宮本無三四」
右肩の文にもある通り
越前の国穴間の山中で鮫魚を退治する場面

昨日の記事で紹介したような
「伝奇」的江戸スペクタクルですね^^

刺青っていうのは基本的にこっち側から
取材しています

でもまぁ今日のところは
登場する書籍があまりにも多いので
近代の「武蔵」の火付け役ともいえる


この辺りをオススメしときます


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by psyten | 2010-06-13 23:27 | 本棚
奇想の江戸挿絵 - 辻惟雄著
昨日の記事の「奇想の系譜」「奇想の図譜」につづき
辻惟雄先生の著書からもう一冊
今回紹介するのは一昨年上梓されたこちら


江戸後期の黄表紙、合巻、読本を
挿絵のデザインから切り込んでいく
江戸庶民娯楽の入門書

それらを現代のマンガやアニメに流れ込む
水流の源だと説く

もちろんただの「江戸挿絵」入門ではなく
そこはかの辻先生がアタマに「奇想の」と
つけてますからね

その章題も「「異界」とか「生首」とか
「幽霊」、「妖怪」、「自然現象」を描く
仕舞いには「爆発」と「光」を描く
なんて具合です

奇天烈な画面がインパクト大な錦絵や
僕の大好きなほりもの(刺青)の
背中の大画面に見得を切る登場人物たち
その背景にある物語に
少しでも興味をお持ちでしたら
最初の入口に最適の一冊です

もちろんこんなに手軽に読める一冊で
錦絵の大スペクタクルや
ほりものの深遠な懐の全てがわかる訳は
ござんせんが(本書を褒めてんのよ)

さぁさぁここが地獄の一丁目!
ズブズブズブリと
引き返す事の出来ない
こちらの世界へ
いらっしゃ~~~~~~い!

木戸銭はたったの壱千円(税別)也~~~!


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by psyten | 2010-06-12 21:29 | 本棚
奇想の系譜・図譜 - 辻惟雄著
またまた「伊藤若冲-アナザーワールド」を
千葉市美術館に観に行った時のお話
(その時の記事はこちらです)

千葉市美術館では本展覧会にあたり
辻惟雄先生による「伊藤若冲の魅力」と題された
記念講演会を開催するとの事で
その日に合わせて行ったんですよ

その道では大御所ですからご存知の方も多いでしょうが
ご存知でない方の為にさらっと辻惟雄先生について

何者かといいますと「日本美術史学者」さん
昭和7年のお生まれです

東京大学文学部美術史学科を卒業され
東京大学大学院博士課程を中退後
東京国立文化財研究所美術部技官
東北大学教授、東京大学文学部教授
国際日本文化研究センター教授
多摩美術大学学長

と、日本美術史畑をひたすらに歩まれ

平成7年の千葉市美術館の開館に
初代館長として尽力され

そして現在はMIHO MUSEUMの館長であり
東京大学の名誉教授でもあります

MIHO MUSEUMといえば
昨年「若冲ワンダーランド」を開催した美術館ですね

日本美術史の最前線に立つエキスパートで
この道半世紀の学者さんですから
関連の著書もたくさんあります

そこで今回紹介するのは


名著「奇想の系譜」です
江戸アバンギャルドのバイブルですね
初版発行は昭和45年と40年前です

当時の江戸美術史はというと
俵屋宗達や尾形光琳の様な
日本美術の王道の
御用絵師達で占められる中

辻先生は全く注目されずにいた6人の
異端の絵師達をいち早く取り上げ
現在の評価にまで引き上げました

その6人の絵師達とは
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲
曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳

これら「奇想派」に興味がありましたら
必ずお読みくださいね^^


合わせてこちらもどうぞ!


あ、本題の講演はというと
企画・開催した千葉市美術館の方々も
戸惑うほどに大盛況

そのせいで開演前の会場は
一時騒然としてすわ暴動か?

大人げない美術愛好家の方々も
チラホラといて美術館側と
一触即発な雰囲気も・・・・・・・・
(他人の振りみてなんとやらです)

そんな中開催された公演のほうは
辻先生の聞き取りにくいけど
朗らかで楽しいお話に
笑いと眠気とを堪えながら
必死で拝聴させていただきました

さすが現場の最前線を歩き続けた方です
2時間並んでまで聴いた甲斐がありました^^


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by psyten | 2010-06-11 22:32 | 本棚
江戸みやげ - 千葉市美術館
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伊藤若冲-アナザーワールドを
千葉市美術館に観に行った際
(その時の記事はこちらね)
同時開催されていた同美術館所蔵品展

タイトルは「江戸みやげ - 所蔵浮世絵名品選」
明和2年の絵暦交換会に端を発した
吾妻錦絵の発生から
以来250年間の展開を辿りながら
当時の人々の目から見た視点で
浮世絵を考察していました

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そうして人々の暮らしや文化なんかと合わせ
改めて「江戸みやげ」として観てみると
普段見慣れた錦絵も全く違った面白さで
魅せてくれました^^

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足るを知る

かけそば一杯程度と言われた錦絵に
人々がかけた思いや情景が浮かぶ
非常に良い展覧会でした~

千葉市美術館
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
電話 043-221-2311


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by psyten | 2010-06-10 19:40 | 展覧会
あじさいまつり・白山神社 - 東京都文京区白山
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ジロジロ兄さんに触発されて
ちょいと根詰め過ぎまして・・・・・・・・

お陰でだいぶ寝不足なんで
気分転換にお散歩です^^

ちょうど雨上がりの夕方だったので
まだちょっと早いだろうとは思ったんだけど
先週末から「文京あじさいまつり」の開かれている
白山神社へ

ここ白山は僕の祖父の菩提寺があるので
そっちにちょいと寄ってから行ってきました

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お花を楽しませていただく前に
先ずは御祭神にご挨拶です

本殿には菊理姫、伊弉諾命、伊弉冉命の三神が
奉られています

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さぁさぁ暫しお花を楽しみましょう^^

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やっぱり少し早いですね
今年は花全般が遅くなってますよね

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「あじさい富士」さん・・・・・・・写真にしたらイマイチだな

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真っ白って良いですね^^

ホントだったら一杯引っ掛けてから戻りたい所なんですが
そういう訳にもいかないんで(←サボり中ですからね
ぐるりと一周したら帰ります

最後にお稲荷さんを覗いてみたら

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あらあら、狐さまではなく
猫さま方が幅を利かせてました
写ってんのは2匹だけですが
10匹以上の猫さん達が
お稲荷さんでおくつろぎでした~

ここ白山神社の「文京あじさいまつり」は
「文京花の五大まつり」の内の一です

あとの4つは
3月下旬から4月上旬に
小石川の播磨坂さくら並木で行われている
「文京さくらまつり」と

4月から5月に根津神社で行われている
「文京つつじまつり」

11月に湯島の天神さんで行われる
「文京菊まつり」に

2月に同じく湯島天神で行われる
「文京梅まつり」です

これで五大まつりの内の4つをブログに掲載できたので
残るは「文京さくらまつり」だけです
来春忘れなければレポします

今年の白山神社のあじさいまつりは
13日の日曜日まで開催されてますよ

白山神社
東京都文京区白山5丁目31-26
電話 03-3811-6568


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by psyten | 2010-06-09 22:07 | 社寺巡礼



おもに本棚たまにはべつな

刺青|賽天
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東京刺青彫房
東京都文京区向丘
tel. 03-5815-8818
■地下鉄千代田線
 根津駅より徒歩10分
■地下鉄南北線
 東大前駅より徒歩5分
■地下鉄三田線
 白山駅より徒歩10分
■上野駅、西日暮里駅
 日暮里駅、御徒町駅
 駒込駅よりタクシー10分

札幌刺青彫房
北海道札幌市中央区
tel. 011-802-9319
■JR札幌駅より徒歩15分
■地下鉄東西線
 西11丁目駅徒歩10分 ■JR学園都市線
 桑園駅より徒歩12分

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